製作実績
線加工品
自動車部品の機能向上を支える線加工品
自動車部品の機能向上を支える線加工品です。材質はSWC、線径はφ2.3㎜です。
加工のポイントと工夫
加工時のポイントは直線部と角度精度です。
●直線部のうねりがない
直線部のうねりは、部品の組み付けや耐久性に悪影響を与える可能性があります。特に他部品との嵌合部分や荷重がかかる部分ではうねりが原因で隙間が生じたり、疲労破壊が起こりやすくなることがあります。線材を曲げる時の角度やスピード、曲げる半径などを細かく調整します。
●角度管理
角度誤差は部品の機能に直接影響を与える可能性があります。例えば角度がずれることで、部品同士が正しく組み付けられなかったり、動作不良の原因になったりします。角度公差を守るために自社専用ツールを作製し、加工することで標準装備機械では生じてしまう誤差を最小限に抑えることができます。
フォーミングマシンを導入し、自動検知システムを導入することで曲げ工程が多い部品の高精度化、品質向上、生産効率の改善を実現しました。より複雑な形状の自動車部品の製造に対応できるようになりました。
