製作実績

線加工品

ボルトの抜け止めや回り止めに使用する線加工部品

ボルトの抜け止めや回り止めに使用する部品です。材質はSWC、線径は φ1.4㎜です。
スナップピンとも呼ばれている部品で、直線部と半円部（R部）からなり、半円部がバネのように折り返されています。一般的には鉄やステンレス鋼が使われます。
スナップピンには、形状や材質によって様々な種類があります。

スプリングマルチフォーミングマシンにて製造します。金型の製作が必要なく、ツールを用いた調整でR部などの形状を自在に調整できるため、多様な形状に対応できます。
材料が変形した後、元の形状に戻ろうとする力（スプリングバック）を考慮したツール設計が必要です。

スナップピンと松葉ピンは、どちらも抜け止めとして使用される部品ですが、形状に少し違いがあります。
・スナップピン: R部が丸みを帯びており、相手物に差し込みすぎないように設計します。
・松葉ピン: R部がフラットになっており、相手物に最後まで入り込むことができます。