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製品紹介

ベンダー曲げ加工

ベンダー曲げ加工

ベンダー曲げ加工は高精度で加工自由度が高いため、
様々な形状のものを作ることができます。
主に自動車内装部品、農業機械部品に使用されています。
ベンダー曲げ加工の特徴と設計製作ポイントをご紹介します。

ベンダー曲げ加工の特徴

ベンダー曲げ加工はステンレスや鉄線などの丸棒と呼ばれる
線材を使います。
機械に付いている中心のツール(治具)を替えることで、直線出しや曲げといった
加工方法を組み合わせることができ、様々な曲げ加工ができます。
ベンダー曲げ加工の特徴は主に2つあります。

  • FEATURES
    1

    溶接箇所を考慮した部品

    ベンダー曲げ加工は高精度な直線部分をもつ部品を製造することが可能です。
    材質が鉄線の場合、溶接が必要となることが多い部品なので、溶接箇所(直線部分)を考慮しなければなりません。
    相手部品を補強したり、フレームに使用する際に適用される部品を製造できます。

  • FEATURES
    2

    高精度で自由度の高い曲げ加工可能

    ベンダー曲げ加工はばね加工方法と同様に金型不要の加工方法です。
    ベンダー曲げ加工は8種類の曲げの組み合わせで製造するため、高精度かつ高品質の部品を製造することができます。

設計製作のポイント

ベンダー曲げ加工品を設計製作する場合のポイントは主に2つあります。
お客様の使用環境やご要望に応じて、ばね製造経験50年のノウハウを活かした設計開発を行うので課題解決が可能です。

  • POINT
    1

    わずかにスプリングバックが発生

    スプリングバックとは曲げた材料が元に戻ってしまう現象のことです。
    通常スプリングバックはばねで発生するものですが、ベンダー曲げ加工でも発生します。
    当社はばね加工のノウハウがあるため、スプリングバックの対策についても対応可能です。
    ベンダー曲げ加工のスプリングバックについてお困りの方はぜひ一度ご相談ください。

  • POINT
    2

    材料によって異なる加工性

    材料によっても加工性が異なります。
    鉄系の材質の場合、曲げの精度を出しやすく、ステンレス系は鉄系と比べ硬くてねばりがある材質のため、
    スプリングバックが大きく加工難易度が高い材質です。

仕様

製作可能な材質

鉄線(SWM-B/SWM-P/SS400D/S45C-D(ミガキ)/SUM24L)

ステンレス

記載されていない材料も取り扱っている場合がございますので、まずはお気軽にご相談ください。

製作可能な太さ

φ6~φ13

製作可能なサイズ

~1m

材質や太さによっては1m以上のベンダー曲げ加工品を製作することも可能です。まずはご要望のサイズをお問い合せください。

主な使用用途

自動車内装部品、農業機械、建築機械、厨房機器、家庭用品

事例はこちら

ベンダー曲げ加工について

ベンダー曲げ加工を設計する際に用いる基本用語などの技術情報を掲載しています。
 

栄光技研は冷間成形のばねと金属部品の開発・製造を専門としています。
多岐にわたる業種の経験を活かし、お客様にぴったりの製品を提供しています。