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常務ブログ
2021年05月19日
【第183回】より良い会社に
ISO9001:2015を運用している当社。今年も内部監査を計画的に実施しています。
品質マネジメントシステムと聞くと、「難しそう。」というイメージが先にきてしまうのですが、私は勉強していく中で、会社がよりよくなるためのツールとして運用するという答えにたどり着きました。
絵にかいたモチにならないように、なるべく実態に添った運用を意識しています。
あくまでも良品をお客様に提供するための仕組み。仕組みを維持するための仕事を増やさないに心がけています。
そう捉えるとISO9001独特の言葉も理解しやすくなります。社内の内部監査員が各部署の監査を行います。
監査員も、他部署の課題に向き合います。監査する側もされる側も、成長できるよい機会です。
私が理想とする内部監査は、そこに必ず寄り添いの気持ちがあること。その上に、指摘や努力目標を与えるというものです。
まだ監査は続いていますが、コロナ禍、他部署の人とコミュニケーションがとりにくくなっている日々。
監査ではあったが、感染予防対策をして、会話ができたことが新鮮だったという感想もありました。
大阪は、コロナウイルス感染拡大第4波の最中です。不安や心配は減りません。たくさんの方が毎日闘っておられます。
緊急事態宣言が出されてから、個人の事情に合わせた臨機応変な働き方を推奨しています。
思い切って、有給を活用してもらい、リモート学習のお子さんに寄り添ってもらったり、時差出勤や時短勤務の活用してもらったり。中小企業で働いているからこその助け合いや働き方にチャレンジしています。
ピンチは、チャンス。一人でも抜けると大変になるのが中小企業です。
でも、誰かがぬけても会社がやっていけるように、昨年とはまた違った取り組みをできることからチャレンジしています。
当たり前だった日常生活が、特別で幸せなことだと感じる今。
社員やパートタイマーさんそしてその家族にとって、よりよい会社となりたい、社会にも貢献できる会社になりたいという思いを強くしています。