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常務ブログ
2020年04月15日
【第18回】相手を知り、自分を知る
ばねでも、バネ、発條、スプリングといろんな表現があるのが、日本語の特徴であり、おもしろいところですね。
子育てをしていく中でも、当たり前に使用していた日本語のおもしろさを子供から教わることも多いです。
四国の田舎で育った私は、とにかく広い世界への憧れがありました。外国語を学んで、広い世界にはばたきたい。
そんな理由から、大学で英語を学びました。今となっては、両親に申し訳ないほどその力は失われております。
外国語を学ぶ中で、日本語のおもしろさや美しさを知ることができたように思います。
他を知ることで、自分を知ること この着眼点を、社員にももっていてほしいなあと折に触れ、話をするようにしています。
例えば、当社では新入社員研修をできるだけ社員全員に担当をしてもらっています。理由は、2つ。
・新入社員が早く会社になじめるように
・社員が、教える立場になって初めて学ぶことがあるから。
そして、他部署の仕事も可能の限り研修期間に体験してもらいます。
業務部所属で採用した方が、営業に同行したり、営業部所属で採用した方が製造部で作業をしたり
他を知ることで自分がやるべきことを知ってほしい。全ての仕事が、繋がっていることを知ってほしいと願ってのことです。
他社の工場見学にも行かせていただいています。製造部は、特にこの体験で大きく成長してくれたように思います。
取り入れるべき取り組みや改善のヒントなどを得てくれたのではないかと思います。
また、営業部にはお客様や協力工場でいい取り組みだなと感じたことは、会社全体で共有してほしいとお願いしています。
さらに、近年若手採用に力を入れてきたため、様々な世代の社員がともに働いてくれています。
年齢・性別・考え方など、それぞれが違うから、最高の結果を生むことができる、
そんな会社になっていきたいと話しています。
仕事において、任されたことに責任をもってやり遂げる、これは当然です。
それを前提として、困っている人を手伝ったり、得意な人や年配者がより良い方法をアドバイスしたり、一緒にやってみたり。
「相手を知り、自分を知る」
さらに自然にできる会社になるといいなと思っています。