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2020年09月02日
【第103回】奥深さを楽しむ
「今日の雨は、音がしないね~、お母さん。」
ある朝の我が子です。
確かに、しとしとと雨が降る日でした。雨が多く、どしゃ降りの日も、豪雨と呼ばれる日もありました。
確かにその日は、静かな雨の日でした。何気ないことなのですが、雨のにおいを感じたり、雨を音で表現したり、人間の感情を雨で表現したり。日本語の美しさ、奥深さを感じます。
日本文化には、四季の美しさを感じられるものが多いことが、魅力の一つだと私は思います。
そして、その魅力に奥行きがあるのも特徴ではないでしょうか。どの国の文化もそうなのですが、見たまま感じる素晴らしさと、その奥に込められた思いや歴史などから伝わってくる感動があります。
建築物や美術品などなど、きれいなもの、素晴らしいものは人の心を癒し、何かを伝えてくれるように思います。
広い世界、自由な世界にあこがれ、外国の文化や人々に興味をもち、自分なりに知識を得ました。そして、自分の国のことや、自分の国の文化について語れない自分に気づき、恥ずかしい思いもしました。今の私は、そういう時を経て、日本文化や日本という国の良さ、日本語の美しさを楽しみ、大切にしたいと思っています。
みなさんは、海外の方にぜひ紹介したい日本のものありますか?