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ドアクローザーに使用する押しバネの仕組みや設計ポイントについて説明します。

ドアをゆっくりと自動的に閉めるための装置「ドアクローザー」には押しバネが入っています。今回はドアクローザーに使用する押しバネの仕組みや設計ポイントについて説明します。

実際に押しバネを製造している動画です。

ドアクローザーについて

ドアクローザーとは、玄関などのドア上部についており、ドアをゆっくりと自動的に閉めるための装置です。ドアチェックとも呼ばれています。ドアクローザーが無いと、ドアが開けっぱなしになり、バンッと音を立てて勢いよく閉まります。開閉が多く、風などの影響を受ける玄関ドアには必須といえる装置になります。

ドアクローザーの仕組み

ドアクローザー内部には押しバネとオイルダンパーが使われています。ドアを開けた時にバネが縮み、力が加わります。バネの力によってドアが自動的に閉まる仕組みです。バネの力を制御するのがオイルダンパーです。オイルの粘性を利用したダンパー(減速装置)が急激な動きを抑えてくれます。どちらかの力が欠けるとドアクローザーは正常に機能しなくなります。

(参考URL:ドアクローザーの交換・取付けなら鍵猿

ドアクローザーに使用するバネは?

ドアクローザーに使用するバネは押しバネが使われています。押すと反発して戻ろうとする力を必要とするため、押しバネが最適です。押しバネがドアを開ける力を吸収し、自動的にドアを閉める働きをしています。

押しバネの設計ポイント

押しバネの設計ポイントは応力になります。応力とはバネに荷重がかかった際に反発する力のことです。応力が高すぎるとバネが疲労しやすく、へたりやすくなってしまいます。一度バネがへたると変形して元の形に戻らなくなってしまいます。ドアクローザーの場合、開閉がスムーズに行えないことがあります。また耐久性や弾力性を重視する場合は、材質から設計します。押しバネの計算について詳しくはこちらのブログをご覧ください。

栄光技研株式会社では線径の細いものから太いものまで製造しています。押しバネの応力設定や材料選定などでお困りの方はぜひお気軽にお問い合わせフォームでご相談ください。

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